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保存会では会員を募集しています。(年会費 1千円)また、人形制作後継者を募集しています。お申込は 穂高神社内 穂高人形・御船祭保存会事務局 TEL0263-82-2003 |
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バックナンバー 3号 (第6号)平成15年12月10日 |
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| 新会長に選ばれて 就任の御挨拶・・・高橋歳秀 |
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去る五月十日の総会において、会員の推挙により、前会長の清澤久さんの後を継いで不肖私が大役を引受けることになり緊張と不安でいっぱいです。 申すまでもなく、穂高人形御船祭は長い歴史の伝統文化であり、全国に知られ多くの人々の目を楽しませております。またその優れた芸術性は高く評価されて、穂高町指定、長野県の『無形民俗文化財』であります。 この大切な無形民俗文化財を守るために、穂高人形御船祭保存会が発足し五年目を迎えました。会長を始め多くの方々のご協力とご努力によって研修場所である穂高人形研修館が立派に建設され、各区の皆さんのご理解を得て、会員も約七百名となり、保存会も充実してまいりました。研修館には小平・牛流・保尊各人形師の三教室があり、各教室には八〜十二名の方々が名を連ね、土曜、日曜日の午後を主に研修されております。本年度は皆様に保存会の内容をより多く理解していただくと共に、子供達に興味をもってもらうため、区を通じ育成会の皆さんにご協力をお願いして子供を対象に、人形制作講座を実施しております。そして子供達が少しでも興味をもち、一人でも研修したい子供があればと願っているところです。後継者づくりはこれからです。長い道のりですが、皆さんのご理解とご協力を切にお願い申し上げます。 なお、同窓会において選任された副会長は次のとおり 牛越昭人・古幡源三・保尊勝夫 |
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| ふるさと文化再興事業援助金対象団体に決定される | ||||||||||||||||||||||||
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昨年度より申請を行っていた文化庁の「伝統文化総合支援研究委嘱事業」によって長野県教育委員会で作成した「伝統文化の保存・活用のための総合的な取組みに関するマスタープラン」(通称「ふるさと文化再興事業援助金」)の対象団体として当会の穂高人形・御船祭を継承する後継者の養成、用具・材料の整備にかかわる活動がこの度認められた。 本年度県内では当会を含め二十四団体が対象団体となった。 援助金総額は百二万六千円の中で、去る七月十七日の理事会において後継者養成に三十三万七千円、用具・材料等の購入に八十六万九千円の予算が充てられ、後継者の養成には通常行われている人形師三教室の費用・また小中学生対象の人形講座に使用。そして用具購入としては太鼓二台と篠笛二十本を購入する計画がそれぞれ承認された。 このうち太鼓は、栓材製直径一尺五寸京都の業者のより購入、健壮団と睦友社に貸し出すが特に健壮団においては従来使用していた太鼓の破損が激しく、長年修復費用の捻出に苦慮していたこともあっておはやしには今後朗報だ。 納品は九月上旬で、記名をした後同月二十三日穂高神社拝殿に於いて区長立ち会いのもと御祓いを行い、健壮団・睦友社に貸与され、それぞれ覚え書きを交わした。また、篠笛は今後おはやしの講習に使用する予定。 これらの太鼓は九月二十六・二十七日穂高神社の例祭に、新しい太鼓の響きが広く境内そして町内に鳴り渡った。 保存会では今後も御船祭に欠く事のできない穂高人形とおはやしが正しい形で長く続いてくために後継者の育成に努めるとともに、これらの活動に本年度頂けるふるさと文化再興事業援助金を有効に利用するとしている。
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| 伝統文化伝承講座に興味津々 | ||||||||||||||||||||||||
| 若年層向け人形制作講座を行って 本年度事業の一つである若年層向け人形制作講座がいよいよ始まった。 子供の頃から人形飾り物に親しみながら伝統的な技術に興味をもたせ、現在人形教室で制作を研修する後継者たちより次世代の若い人たちを育てていくことを目的としたこの講座は、今まで保存会活動の念願であった。 子供達の招集を区の育成会へお願いをし、それぞれの区の公民館で学校が休みの日を利用して開いている。 第一回目の八月六日は午後七時から一時間、穂高町区公民館において「小平教室」の藤原国広さんが講師となり同町区の三十人の小中学生を対象に昨年完成した人形制作ビデオを見ながら、手・足・頭・動物の作り方や完成品を見学、子供達は「初めて見た、ああやって作るんだ」といいながら真剣に聞いていた。また市民タイムスの取材を受け、後日多くの人に好評であった。 以下これまでに開かれた若年層向け人形制作講座は下記のとおり。 見学をした子供達からは完成した人形の頭を手で触れてみて「自然の木からああやって彫っていってあんなに丸くなるなんてすごいな、本物そっくりで怖い」「全国でも有名な御遷宮の人形、それを作れるなんて最高だ」といっていた。 |
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| 三教室の研修成果を文化祭に展示 | ||||||||||||||||||||||||
| 去る十一月一日から三日穂高町民会館で開かれた文化祭に後継者の制作した人形が展示された。 今回展示は二年目ということで昨年と同じ体育館の北側観客席に三ヶ所、後継者それぞれ制作した人形や部品を数多く展示、訪れた人達は「飾り物見なくちゃ」と近づいて観覧した。 人形制作指導者の小平貞男さんを講師に研修する小平教室では牛馬一頭・動物の骨組・頭二個と手の制作工程を展示、「こうやって作るんだ」「大きいのを作るのは大変だ」「やっぱり研修の人達が作ったものだからちょっと均整がとれていない、もっと練習しないとね」「でも見る方向によっては今にも動きそうだね」 同じく牛流弘次さんを講師に研修する牛流教室では、鎧兜の完成品を六着展示、こちらでは「よく作ってあるわ。細かいことをやらなきゃいけないで大変だ。」との声が聞かれ、また、保尊和夫さんを講師に研修する保尊教室では、完成・未完成の頭十五個・槍刀六本・兜一個・鎧三着を展示。 「小さいときはよくチャンバラで作ったもんだ」「彫刻が出来なきゃいけないもんね」「貴重なもんだ、みんなで大事に受け継いでゆかなきゃいけないね」と懐かしむ声も聞かれた。 小平教室の嶋田豊美さんは「昔から同じものを作ろうとしているのに道具や材料が変わると作り方も考えなければならない。奥の深い作業だ。小平師匠に毎日やったってまだまだと喝を入れられて納得した」また藤原国広さんは「昨年から研修してみて人形一体作り上げるのに大変な作業だ、講師をしていれば良いというものではない、各受講者が家での予習復習の出来るように材料道具等が行き渡るようにして技術向上を図りたい。」と語っていた。 |
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